憂国爺のひとり言

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中国で、停電の地域の拡大と停電期間の延長が続いています

中国で、停電の地域の拡大と停電期間の延長が続いています。
上海も停電中との事です。
概ね、今月一杯との事ですが、原因が石炭不足にあるとすると、どこかの国から緊急輸入するしかないのでしょうが、オーストラリア(禁輸中)以外に、例え応じる国があったとしても貨物船での輸送ですから容易くはいかないでしょう。ロシアが中国への電力供給を止めた理由が定かでは有りませんから、見通しがつきません。電気が無いので、断水もしています。
一方国内に目を転じると、今年大洪水にみまわれた長江流域にある三峡ダムについて中国長江三峡集団(China Three Gorges)は11月18日、洪水防止、水運、水資源利用などの総合的効果を十分に発揮させながら、三峡ダムの2020年発電量が15日午前8時20分1031億キロワット時に達し、これまで南米のイタイプ水力発電所が2016年に記録し保持している1030億9800万キロワット時という単一水力発電所の年間発電量世界記録を破ったと発表しています。
中国の南部、南西部の電力を賄う三峡ダムの発電量はすこぶる順調という事です。
三峡ダムの24日11時現在の水位は173.8m、流入量記録なし、放水量8,780立方メートルと、この3か月間ほぼ同じ水準を保っています。
停電の理由が、現時点では今一定かでは有りません。
動画では、沢山の人が家に帰り始めたと言っています。街は真っ暗ですね。画像は停電の通知です。
ここは浙江省の義烏です。
義烏は有名な問屋街で世界中からバイヤーが集まるところですが、コロナウイルス以降多くの店が閉じているそうです。
@akidgt
 
 
 
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