憂国爺のひとり言

日米中の最新情報をお伝えして行きます

#三峡ダム#中国情報#中国各地で連日#大洪水

#三峡ダムf:id:akidgt:20210713053902p:plain

  #三峡ダム#世界最大船舶用エレベーター

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水位、流入量、放流量(出所、长江水利网)

 08月26日の02時00分現在の三峡ダムの水位は148.05m、流入量は30,000立方メーター、放出量は30,900立方メーターです。流入量が急増し、連日、放水量を増やしていますが、水位は昨日より1.04m上昇しています。
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上流域の長雨で水位、流入量ともに急上昇しています。


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三峡ダム2017/10/16から2020/9/18までの水位 昨年の大洪水の際の水位が如何に高かったが分かります。 

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8月25日、現在の天気図 長江流域、中国南西部で雨が降り続いています。

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直近24時間の降雨量です。長江流域で大雨が続いています。

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最新中国情報 

連日、中国各地で大洪水が起きています。

 湖北省に続き湖南省、吉林省、陝西省が此処数日の間に大洪水が発生しました。
今年は既に、北京、上海、四川省、湖北省、河南省等多くの都市が洪水に見舞われています。
共通するのは、住民に知らせる事無く夜中に行われるダムからの放水と堤防の破壊です。自然災害に加えてこの様な人災が多くの住民を苦しめています。
 その主な要因に挙げられるのが多大な環境破壊をもたらしたダム建設です。
中国の河川には既におよそ10万基にも及ぶダムが建設されており、その多くに経年劣化が有ることが知られています。
 その他、用をなさない下水道、下水設備や急激な都市化が降雨量に対応できない構造的な問題となっており、容易には解決出来そうにありません。
 
 陝西省は21日から22日にかけて、豪雨に見舞われ、各地で山津波や、都市部の浸水や道路の崩壊などが発生した。
https://www.youtube.com/watch?v=7qalQRSC0-Q&t=145s

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23日、湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州で豪雨が降り、古丈県の貯水池・ダムでは水が警戒線を超え、事前に住民に通知せずに放流されたと疑われている。

https://www.youtube.com/watch?v=0sFPGQZKXi0

中国吉林省 稲妻が1時間以上も持続
23日の夕方、吉林省松原市の上空に持続的な稲妻が現れ、遠くがまるで絶え間ない爆発を伴う戦争のようで、衝撃的だった。撮影者によると、稲妻は1時間以上も続いたという

https://www.youtube.com/watch?v=626Q55f05CM

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昨日のブログ
 今年も昨年同様湖北省で大洪水が発生しました。
ここでも又、現地住民に知らせる事無く放水を行い多くの住民が被害に遭っています。
自然災害に人災が追い打ちをかけ被害を拡大させています。
 湖北省は、開発以前には多くの湖がありました。その湖の多くを埋め立て、住宅や工場を建設した事が、この地域で洪水が発生しやすくなった要因として挙げられています。

   湖北省では連日の大雨ダムからの放水によって随州市(ずいしゅう-し)柳林鎮が冠水し、家屋や工場が流されました。当局は21人が死亡し4人が行方不明と発表しましたが、現地住民は犠牲者はもっと多いはずだと話しています。放水による洪水が起きる前、現地政府が住民に警報を発しなかったため、被害が拡大しました。
詳細は下記URLをご覧ください。

湖北省でまたも洪水災害 住民は当局発表の死亡者数に疑問 | 冠水 | 警報 | ダム | NTDTV Japan

 

 

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続発する中国人襲撃

 中共はタリバンが政権奪取する以前より、一帯一路構想を進めるだけでなく、ウイグル問題への対応等々でタリバンと接触してきました。

 しかし、その一方でパキスタンでは中国人を標的としたテロが連続して起きています。

 『パキスタン地方政府によると、同国南西部グワダルで20日、中国人を乗せた車両を狙った自爆テロが発生した。この事件で現地の子供2人が死亡、少なくとも1人の中国人を含む3人が負傷した。バロチスタン武装勢力が犯行声明を発表しているが、関係は定かではない。この勢力は、今後もパキスタン国内の中国人および関係するプロジェクトに対する攻撃を続けることを予告している。

  発表によると、自爆テロは午後7時頃、グワダル港の道路近くの建設現場で発生した。グワダルは南西部のバロチスタン州にあり、分離独立派の武装勢力が長期にわたって反乱を続けている。反政府組織であるバロチスタン武装勢力(BLA)は20日の攻撃について、中国人の乗った技術者の車両に「自己犠牲」的な攻撃を行なったと犯行声明を発表した。BLAは、この攻撃の実践した人物の名前を掲げ、さらに、中国がパキスタンの占領国家を支援し続け、搾取的なプロジェクトを停止せず、バロチスタンから撤退させないのであれば、BLAはバロチスタンに不法に駐留する中国人や中国のプロジェクトに対する攻撃を続けることを示唆した。』と大紀元が報じています

詳細は下記URLをご覧ください。

パキスタン「一帯一路」の港で中国人狙う自爆テロ、2人死亡 武装勢力、今後も攻撃継続を示唆


Note

「バルチスタン解放軍」(BLA)は,パキスタン南西部・バルチスタン州などに多く居住するバルーチ人による分離独立を目的として活動する過激組織であり,同州デラ・ブグティ地区などを拠点に活動しているとされる。

グワダルは巨大経済圏構想「一帯一路」の旗艦事業「中国・パキスタン経済回廊」の南端に位置し、中国企業が港湾開発を行っている。

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一人っ子から三人っ子に政策転換

 私が中国に滞在していた30年ほど前は、中共は一人っ子政策を徹底させようと躍起になっていた時期で、堕胎や間引き、男女の産み分け等が頻繁に行われていました。
 休日には、外国人夫婦が中国人の子供を引き取って、抱きかかえている姿を見かける事も有りました。
 その結果、当時生まれた男の子が成人に達した今はでは、結婚相手が見つからず、社会問題化しています。原因は、多くの家庭が跡取り息子を望んだ為です。

 又、農村地帯などでは隠れて、複数の子を持つ家族もいましたが、その子供たちは黒子と呼ばれ戸籍も無く、多くは悲惨な目に遭っています。
 当時から既に社会の高齢化が始まっており、日本の老人ホームにあたる施設には、多くの老人が暮らしていました。
やることが無いのか、朝から、多くの卓を並べ、マージャンに興じていました。
 それから30年、中国の急速な経済発展が労働人口の不足を生み、慌てた中共は二人まで子を持つこととを許可しました。

 しかし、いくら党の方針と言えど、多くの家庭が子供を二人育てる経済的余裕がないなどの理由で出生率は上がりませんでした。
 そこで誕生したのが、三人っ子政策です。
 既に生活費が高騰し、子育てに多額のお金がかかるようになった都市部の若い夫婦で、三人も子供を育てる余力のある家庭はかなり限られている思われます。
 最近、中共が塾の禁止を打ち出したのも、この事が理由の一つに挙げられています。
 農村部も貧困に喘いでおり、どの様に実行するのでしょうか。
最後は法的処置で解決するのでしょうか⁉

 

 揚州では新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、その原因の一つにあげられているのが、揚州市では下水を直接川に流し込んでいる事だと指摘されています。
此処でも下水処理施設に問題があると報じられています。
出所:大紀元
詳細は下記URLをご覧ください。

【新聞看点】 PCR検査の証明を持たない高齢者が3日間何も食べていない 、 揚州市の感染者は他地域へ、 揚州市での発生は南京よりも早い

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関連ブログ

 今年も多くの大都市が洪水で被害拡大が続いています。
日本でも大都市が大雨に見舞われることは年々増えてきていますが、都市全体がこれ程長期間、洪水に浸かる事は殆どありません。
 中国の大洪水の原因の一つが下水システムにある事は以前にも書きましたが、もう少し詳しく説明します。
 中国が下水整備を始めたのは、50年以上前からだそうです。その当時は、ソ連が中国の手本でしたのでモスクワの下水システムを参考に作ったそうです。しかし、モスクワは年間雨量が中国の1/3程度ですから同じ程度の下水道を作ったのでは雨量の多い都市では排水が十分に出来ません。
しかも、発展の速度が急速でしたので地面は大きな建物群とコンクリートで覆われ、人口増加も著しかったのでなおさらです。
 そこで、多くの都市で下水システムの改善を図ったのですが、保守点検管理等が機能していないのが現状の様です。
今年に限らず、毎年のように洪水被害にあう大きな原因が此処にあります。
 表面的には高層住宅、商業施設が立ち並び其の栄華を誇っている様にも見えますが、目に見えない基礎部分がいい加減ですから、そう長くは持ちません。
 今から100年前に統治されていた青島はドイツが自国と同様の下水システム作りました。
 日本の洪水対策とは雲泥の差が有ります。

 写真をご覧になればその違いにきっと驚かれると思います。


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中国の下水道

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青島
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青島

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東京

 #鄧小平の#白猫黒猫論から#習近平の#共同富裕へ

「中国共産党(以下、中共)の習近平総書記は17日、所得の規制や再分配など「共同富裕(国民全体が豊かになること)」の実現に向けた概要を示し、国内の富裕層に警告を発しました」と看中国が報じました。


出所:看中国

https://www.youtube.com/watch?v=Z5Sd6ySlTOU&t=179s


    具体的には新たな税を新設したりして富裕層から多額の税を徴収し貧困層に再配分すると言っているのでしょう。
 しかし、中国にある36省の財政は逼迫しており、殆どの省が大幅な赤字に陥ていると報じられています。
 此の様な状況からして、集めたお金は、各省の財政再建に使われ、貧困層には回ってこないのではないでしょうか。
 鄧小平は白猫黒猫論(白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である)
を唱え、極貧の中国を経済大国へと導きましたが、結果的には共産党の指導層とその取り巻きは超富裕層になりましたが、いまだに6億人もの貧困層が残されました。
 中国が豊かになっていく段階で、貧富の格差は広がる一方でした。

中国の貧困
 2020年5月28日、中国の李克強首相は、全国人民代表大会の記者会見で「昨2019年、中国人の平均年収は3万元(約45万円)だった」と公表した。だが、一方で、「中国には月収1000元(約1万5000円)の人が6億人もいる」と明かしました。
月収1000元ということは、年収1万2000元(約18万円)にしかならない。この月収では、1キロ30元(約450円)以上もする肉は食べられない。また、中小都市の1カ月分の家賃にもならないだろう。一般に、貧困は「絶対的貧困」と「相対的貧困」とに分けられる。世界的には、「絶対的貧困」は1日当たり1.90米ドル(約205円)以下の収入とされる。月収にすると57米ドル(約6150円)、年収は684米ドル(約7万3800円)である。

上海、遂に病院まで閉鎖
 ワクチン接種が90%とされている中国で変異型コロナウイルの感染拡大が止まりません。
 ワクチン接種で感染を防げない中国では、感染者が一人でも発生した集合住宅は出入り口を溶接するなどして出入りを禁止までしています。
 そして、ついには病院まで閉鎖する事態に追い込まれています。
 上海市松江区中心病院の女性看護師は18日、2回の予防接種を完了していたが、感染が確認されました。
 現在、同病院はすでに休診・閉鎖され、さらに、感染者が居住、移動する地区のスーパーなどが全部閉鎖されそうです。
 出所:看中国
詳細は下記URLをご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=oGujlPAoawI

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長江水源近い将来に枯渇の危機

  連日の大洪水で毎日のようにニュースで取り上げられる長江の水源は、青海省のタンラ山脈にあり、チベット高原を経て四川盆地に流れ込み重慶に至ります。そこから三峡を経て三峡ダムのある湖北省宜昌市に至ります。此処までが、長江の上流域とされます。
宜昌から江西省湖口県までが中流域、湖口から上海市の東シナ海河口までが下流(揚子江)域とされています。
全長6,300kmの世界第3位の大河です。
 今は、連日の豪雨で大洪水でが発生していますが、灌水期に入ると水量が以前に比べかなり少なく干ばつで大きな被害が発生することもあります。
 理由は、水源地の水量が減少している事とダムの影響で、水位の変動が極端になったことが挙げられています。
 水源地のタンラ山脈、チベット高原の氷河が地球温暖化の影響で年々薄くなっており、米国研究者との共同調査で、2035年迄に氷河は消えてしまう考えられています。
 そうなりますと、タンラ山脈、チベット高原の源泉に依存しているインダス川、ガンジス川、フラマフト川、エイワアデ川、サルウン川、メコン川そして黄河、長江も大きな影響を受けます。これらの川に依存している人口は合計で約30億人以上にものぼるとされています。インド、パキスタン、バングラデッシュ、東南アジアの多くの国々が極端な水不足に陥ります。
 中共は既にこれらの川に28基のダムを建設しており、更に増やす計画です。
今もこれら下流域と中国との間で話し合いを持つことはあるのですが、話が噛み合わないようです。
 更に水量が減れば、各国とも死活問題になりますので中共と下流域の国々との間で激しい議論が巻き起こるでしょう。
中共が北海道をはじめ、水源地の山を爆買いしているのはこうした事が大きく影響しています。

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【直擊亞洲水塔-西藏冰川】特別報導 - YouTube

詳しくは上記URLをご覧ください。

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四川省雅安市、黄燐28トンが漏れ 猛毒白煙が拡散

  大洪水の発生している四川省で、今度は黄燐が発火し広範囲に拡散し、
人びとがパニックに落ちりました。

黄燐:毒物(黄燐)
(性状)常温で白色又は淡黄色のロウ状固体。
 直接空気に触れると発火、燃焼し有害な強い刺激臭のある煙霧を発生する。さらに熱により液状となって燃え拡がる。
暴 露・接 触 時
人体に対する影響
(吸入した場合)
黄りんが燃えて発生する燃霧は鼻、のど、肺を激しく刺激する。
(皮膚に触れた場合)
激しいやけど(薬傷)を起こす。
(眼に入った場合)
激しい障害を起こす。

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詳細は、下記URLをご覧ください。

四川省雅安市、黄燐28トンが漏れ 猛毒白煙が拡散 - YouTube

中国・四川省雅安市漢源県(かんげんけん)では14日、28トンの黄りん(黄燐)を積んだトラックが横転し、黄りんが漏れて自然発火し、有毒な白い濃煙が空気中に広がっていた。漢源県全体が白煙に覆われており、パニックに陥った人々が逃げ回った。当局は、火事は消火され、死傷者はいないと発表した。

 

 上海高層ビル数が世界一に 地盤沈下などが深刻化
 中国・上海の新聞によると、上海では1993年以来、8階建てのビルが毎日一棟ずつ完成しており、いまでは市内に16階以上の高層ビルが4000あまりもあり、高層ビルの数で2004年末に、米ニューヨークを抜いて世界一を記録しました。
しかし、それと共に、ビルの重みによる地盤沈下が深刻化しており、上海市政府は、条例で高層ビルの建設を制限するなど対策に追われています。 
  上海で現在、最も地盤沈下が深刻なのは、15年前の開発時には農地であった浦東新区の国際金融貿易センター建設予定地の陸家嘴(りくかし)金融地区です。この地区には、世界3位のテレビ塔として知られる468m・東方明珠タワーや、高さ420メートルを誇る世界有数の超高層ビル、ジン・マオ・ビルが建設されており、毎年平均30ミリから60ミリまで沈下しています。
 このほか、上海市政府庁舎を中心とする旧市街区でも、1990-2000年の間に、地下鉄工事や地下トンネルの建設により年間100ミリ程度沈下したことがありますが、いまでも毎年10ミリ程度沈んでいると割れています。
 このまま地下水の過度のくみ上げや高層ビルの建築が続けば、上海の地盤沈下現象は深刻化するとの見方が一般です。

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10年後は水面下⁉


関連ブログ

 此処に来て、中国は超高層ビル建設ラッシュにブレーキ をかけ、500m以上の建築物の新規建設を禁止にしました。

「 中国国家発展改革委員会はこのほど通達を出し、高さ250メートル以上の建築物の新中国国家発展改革委員会はこのほど通達を出し、高さ250メートル以上の建築物の新規建設を厳しく制限し、500メートル以上の建築物の新規建設を禁止する方針を明らかにしました。

 超高層建築物を建設する文化は米国で始まり、一時は経済力の象徴でした。中国の超高層建築物はほとんどが2008年以降に建設されたものです。高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)のまとめによると、中国は世界で最も多くの超高層建築物を有する国であり、2020年4月時点で、中国の100メートルを超える建築物の数は1938棟で、米国の436棟をはるかに上回っています。中国の超高層建築物のうち、最も高いのは632メートルの上海中心大厦(上海タワー)です。」

 此の128階建ての上海タワーは2016年3月に完成しました。
しかし、この超高層ビルで昨年、非常に深刻な漏水事故が起きました。60階から9階まで水が漏れ、ビジネステナントに混乱をもたらしました。
 地盤沈下もさることながら、建物の品質にも問題があるので、高さばかりを競っても安全性が確保されなければ、何れ大きな問題となるでしょう。

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中国の超高層ビルで60階から9階まで水漏れ - YouTube

 

従業員のウイルス感染で浙江省舟山港が部分閉鎖 

 同港は貨物取扱量が12年連続で世界一の座を維持しており、港湾業務に新たな技術を取り入れ、スマート港湾の建設を積極的に進めているそうです。
その寧波舟山港で11日、労働者1人が中共コロナウイルスへの感染が確認されたため、港は部分閉鎖されました。

 今回の感染による影響で世界貿易に深刻な打撃を与えることが懸念されています。

 
 中国は昨年の大洪水で既に食料不足に 陥っていましたが、今年も中国各地で大洪水が発生している影響で、コメ、トーモロコシ,大豆などの生産量は低迷すると見られています。
 大洪水の復旧も儘ならない河南省は、中国一の豚の生産地でしたが、多くの豚も洪水に巻き込まれました。
 船山港の部分閉鎖により食料の輸入が滞り、昨年来の食料不足がより深刻になると危惧されています。

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 上海市、小学校の英語試験を禁止 「習近平思想」が必修科目に
上海市教育委員会はこのほど、市内小中学校の必修科目に「習近平思想」を加え、青少年に対する思想教育を強めている。一方、小学校の期末試験の教科から英語を除外することを決めた。米中対立の長期化を背景に、習近平政権が鎖国を始める兆候だとの見方がある。
同市教育委員会は3日、2021年度小中高校のカリキュラム計画に関する通達を公布した。当局は、小学校の「3、4、5年生の期末試験の教科は国語と算数に限る」と英語の除外を定めた。
 先日は、突然、学習塾の禁止を発表し、違法経営者、塾教師が摘発されています。

 此の所のCCPの政策変更は即断即決でますます加速しています。
先日は、パスポートの発行を取りやめ、原則、中国人は海外に出られ無くなりました。外国からの入国も厳しく制限しています。日本からはビザなしでは中国に入れなくなっています。
 最近は、SNSが規制され、昨年の様に市民からの投稿がめっきり少なくなりました。
『習近平思想の教育』は子供から行い、新たな革命でも起こすのでしょうか。

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 先月大規模な洪水に見舞われた河南省鄭州市で、損傷して泥まみれになった無数の車が駐車場に集められました。
  先月大規模な洪水に見舞われた中国中部・河南(Henan)省鄭州市で、損傷して泥まみれになった無数の車が駐車場に集められ、期せずして水害の威力を物語る伝承碑のような存在となっています。
  河南省保険当局のトップは10日、国営中国中央テレビ(CCTV)で、少なくとも23万8000台の車が鄭州市郊外の「墓場」のような場所に集められていると述べたと報じられています。
 既に中古業者が車の下見に来ているとの報道も有りました。

出所:AFP
 

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日本でも少林寺拳法で有名な河南省の少林寺も大洪水で壊滅状態に陥りました。

映像を見る限り、再建は難しそうです。

 河南省にある著名な景勝地、少林寺が緊急閉鎖されました。川が氾濫して、洪水が山門前に迫り、寺内は停電となり、境内は壊滅状態です。地元政府の発表によれば、河南省内で計50か所以上の景勝地が緊急閉鎖したと報じられています。


北京で特大の雹が降る❕ 
昨年以降の中国全域における異常気象は今も引き継がれて各地で局所的大洪水を起こしています。
 昨年は、北京で真夏に雪が降りその映像に驚かされましたが、今年も昨年同様異常気象は続いていて、先日は特大の雹が降った様子がSNSに投稿されました。

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唐山の製鉄所で爆発事故
 8月9日の夜、唐山の製鉄所で爆発事故が発生しました。
凄まじい轟音と、爆発による炎で夜空は真っ赤に染まりました。
燃えるような火とゴロゴロとした音がする。 犠牲者は不明。中国本土での情報が遮断されているため、詳しい状況は分かりませんが、唐山には多くの日本企業が進出しています。
 唐山現代装備製造工業区にはパナソニック・神戸製鋼所、住友重機械、住友建機、ソミック石川、ニッピコラーゲンなどの日本企業が進出していますが、どの程度の被害が出ているのかは今の所、分かりません。
 唐山は、1976年7月28日、マグニチュード7.8の直下型地震である唐山地震に襲われました。
 唐山市にはそれまで大地震発生の記録がなく建築物は簡単なレンガ造りが主流であったことから、市内だけでなく周囲の建築物も壊滅的な被害を受けました。
  市内で14万8,000人、全体で24万人(公式の発表数)という史上最大の犠牲者を出す大惨事となりました。(実際の死者数はこの2〜3倍とみられ、75万人とも言われている)。
 それにしても、昨年から此処に至るまで、大洪水をはじめとした災害、事故が絶えません。

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疫病の巣窟,肺 炭疽,モンキーBウィルス,鳥インフルエンザウイルスH10N3型,新型ブニアウイルス,ペスト

 昨年の大洪水から今日に至るまで、中国ではCCPコロナウイルスに留まらず、多くの疫病が発生しています。
 
 北京市は9日、肺 炭疽の患者1人を確認したと発表しました。
隔離治療中だとしており、性別や年代、症状の程度は明らかにされていません。
 発表によると、患者は河北省・囲場満族モンゴル族自治県で発症してから4日後に救急車で北京に運ばれました。
 市疾病予防コントロールセンターは、牛や羊などが草を食べる際に土壌中の炭疽菌に感染することが多く、これらの動物との接触を通じた感染が一般的だと説明しています。この患者も牛や羊と触れた記録があると報じられています。

  先週、中国でモンキーBウィルスでの死亡例が報告されました。
死亡した人は獣医師で、彼が取り扱う動物の中に猿が含まれていて、その猿から感染したとのことです。
 Bウィルスは適切な処置をしないと死に至るとされていますが、人間が感染することが滅多にないタイプのウィルスで、伝染しやすいものとは考えられていませんでした。

 中国の疾病予防管理センターの報告書によると、死亡したのは北京の霊長類研究機関に勤務していた53歳の獣医、3月に2匹の猿の遺体を解剖していて、1ヶ月後に嘔吐やむかつき、熱などの症状があったそうです。4月にはBウィルスに感染していることが髄液検査で判明。同僚2人の検査もおこなったところ、2人は陰性でした。

 国家衛生健康委員会(NHC)は、東部江蘇(Jiangsu)省鎮江(Zhenjiang)市在住の男性(41)が鳥インフルエンザウイルスH10N3型に感染したと発表しました。
 男性は4月28日に発熱のため入院し、1か月後になってH10N3型への感染が確認されました。
容体は安定しており、濃厚接触者からも「異常」は報告されていないという事です。

 NHCによると、H10N3型は低病原性の鳥インフルエンザウイルスで、死や重症化の可能性は低く、ヒトへの感染例は世界初。「大規模な感染拡大のリスクは極めて低い」とみていると報じられています。

2020年

  新たな脅威として洪水後に起きる疫病が危惧されていましたが、既に、新たな感染症の新型ブニアウイルスが発生し、今までに少なくとも62人が感染し7人が亡くなったそうです。
江蘇省南京市で37人の感染が確認され、安徽省では今年4月以降既に23人が感染し内5人が死亡、浙江省では2が感染後に亡くなったと報じられています。
 感染は主にマダニを介して広まりますが、人から人への感染もあり得るそうです。
臨床症状は体内の白血球の減少、内出血で、発熱、多臓器障害などだそうです。
コメント 2020-08-09 134004
  

 内モンゴルの市衛生健康委員会は7月4日にペストの疑いが有る症例が一件あると発表しました。
既定に従いレベル3の早期警報が翌日発表され2020年末とされました。
 通知にはバヤンノール市では人から人へのペストが蔓延する危険性があるとも書かれていました。
ペストの疑いがある患者、原因不明の高熱のある患者等々報告するよう書かれていました。
7月5日23時過ぎバヤンノール市衛生健康委員会は牧畜民一人が病院に運び込まれ腺ペストに感染している事が確認されたと公表しました。現在、隔離され治療中とのことです。
  8月に入り新たに腸型ペスト感染者がモンゴル自治区包頭市で発生したと報道されました。
死者が発生した事で市はペスト感染3級警報を発令し年末まで継続するとの事です。
死亡した一名と濃厚接触した35人を隔離して検査をしましたが陰性であったと報告されています。
先月に引き続いてのペストの発生です。

 昨年の、長江流域、黄河流域の大洪水以降、今日に至るまで、CCPコロナウイルスだけに限らず、多くの疫病が中国で発生しています。
 今年は中国全域で局所的な大洪水が発生していますが、洪水後の疫病の蔓延が懸念されています。


China Threatens to NUKE Japan

#中国は「#日本を#核攻撃する」と#脅迫

  中共は核兵器開発当初、核兵器を持たない国に対しては、決して核兵器をしない事を約束していたにもかかわらず、もし日本が台湾防衛に介入するなら中国は「日本を一発ではなく続々と核攻撃する」と脅迫しています。

  これ程の重要事項でありながら、政府は何時もの様に無反応です。
無論、野党は何も言いません。
  大手マスメディアもこの問題を正面から取り上げることしません。
既に日本の多くの大手マスメディアは、中共に牛耳られてしまっていますので、都合の悪い事は報道しないのでしょう。

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詳しくは、下記URLをご覧ください!

「核攻撃するぞ!」と日本を脅す【チャイナ・アンセンサード】 | 台湾 | Youtube | NTDTV Japan

 

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出所:大紀元

 中共当局はチベット僧侶を強制的に追い出し、チベット仏教僧院を閉鎖しました。その際、大規模な衝突が起こり、その様子がビデオに収められました。中国共産党による「信教の自由」への侵害行為が、今回映像として収録されました。
詳しくは、下記URLをご覧ください。

中共 チベット僧院を強制的に閉鎖 | 寺院 | パンデミック | 還俗 | NTDTV Japan

 新疆ウイグルにおけるジェノサイドが此処に来て注目を集めていますが、日本政府の行動は欧米自由、民主主義国家とは一線を画し、いまだに抗議すらしていません。
 新疆ウイグルが注目される前は、チベットでの中共による弾圧を多くのマスメディアが取り上げていました。多くの僧侶が焼身自殺をして中共に抗議しました。
当時は、今と違って、新聞、テレビでも頻繁に報道されていたものです。
 最近は、殆ど取り上げられることのなかったチベットに於ける弾圧をNTDが報じました。
 チベットは表面的には落ち着きを見せていますが、今も、仏教徒への弾圧は続いています。ウイグルに限らず、チベット、内モンゴルでも弾圧は続いています。
 しかし、媚中派、親中派議員、政党をはじめとして、政財官界は「見ざる、聞かざる、言わざる」を決め込んでいます。

 

 中国の学校 、生徒にワクチン接種を強要

中共当局が7月中旬に3歳から17歳の子供たちへのワクチン接種を緊急許可

  中国では一部の地方政府や学校が、生徒たちに中共ウイルスのワクチン接種を強要しており、親たちの反発を呼んでいます。
中国では一部の地方政府や学校が、生徒たちに中共ウイルスのワクチン接種を強要しており、親たちの反発を呼んでいます。
中共当局が7月中旬に3歳から17歳の子供たちへのワクチン接種を緊急許可したことを受け、一部の省は全ての生徒に夏休み中にワクチン接種を完了するよう要求しています。
河北省のある県では、ワクチン接種の証明のない生徒は、秋の新学期に登校を認めないとまで告知されています。
香港の新聞社「星島日報」の報道によると、ワクチン接種によって一人っ子に深刻な影響が出た場合、どうするのかと言って心配する親も少なくありません。
出所:大紀元

 詳細は下記URLをご覧ください。

中国の学校 生徒にワクチン接種を強要 | 中共ウイルス | mRNAワクチン | 子供 | NTDTV Japan

日本の対応
日本の子供への接種については、厚労省は下記のように述べています。
「現状では12歳以上です。なお、接種の対象者は、現時点の科学的知見に基づいて決められており、日本においても、今後、接種の対象年齢が広がる可能性があります」と含みを残しています。
以下、厚労省の見解原文
 予防接種法に基づく公費での接種の対象は、接種の日に満12歳以上の方です。このため、12歳に満たない方は、ワクチンの接種の対象にはなりません。接種の対象は、接種の日に満12歳以上の方です。このため、12歳に満たない方は、新型コロナワクチンの接種の対象にはなりません。現在、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンは、いずれも12歳以上が接種対象となっています。なお、接種の対象者は、現時点の科学的知見に基づいて決められており、日本においても、今後、接種の対象年齢が広がる可能性があります。ファイザー社及び武田/モデルナ社の新型コロナワクチンは、海外で、生後6ヶ月~11歳を対象とした臨床試験も実施されています。

米国、英国の対応
米国は「年齢が上がるにつれワクチンで防げると予想される感染や入院、重症化、死亡の件数は増える一方、心筋炎の発生予測件数は減った。女性も同じ傾向だったが、心筋炎の発生予想件数はずっと少なかった。米CDC(アメリカ疾病予防管理センター)はこういった予想などに基づき、12歳以上に対し、ワクチン接種を推奨する」という結論を出しました。

英国のワクチンと予防接種に関する合同委員会(JCVI)は「重症化リスクの高い持病のある子どもや、重症化リスクが高いもののワクチンの効果が十分に期待できない免疫抑制状態にある人と同居する子どもを除き、17歳以下には接種を推奨しない」と勧告しました。

 治験すら終わっていないワクチンを子供に接種する件に関しては、より一層慎重に対応すべきではないでしょうか。
 大人ですら、ワクチン接種したにもかかわらず、変異型コロナウイルスに感染する人が多く、再びエピデミックが発生しています。感染拡大を防ぐために各国で再度ロックダウンしたり、行動を規制しています。又、ブースター接種と称して3日目のワクチン接種を始めた国、これから始める国が増えそうな状況です。

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   変異種コロナウイルスの感染拡大 により、 河南省鄭州市のマンションは隔離されました。 

大洪水に見舞われ、政府から援助の無い中、自力で復旧作用に取り組んでいた鄭州市民に新たな困難が降りかかって来ました。 

 大洪水の後、色々な疫病が発生するのが常ですが、今回、最初に発生したのは中国国内の多くの都市で感染が再拡大しているコロナウイルでした。

  鄭州市当局は4日、同日午後までに市内で計101人が感染したと発表しました。
感染拡大を防ぐために当局が取った対策はかなり厳しいものでした。
同日、当局は隔離されたマンションのドアを鉄格子で溶接し強制的に出入りさせないようにしました。
 多くの住民は食べ物が切れる寸前で「助けて」と叫んでいたことが、ネットユーザーによって明らかにされました。
 洪水の影響もあって、既に食料品が買い占められている最中での処置で、住民にとっては死活問題です。 

出所:看中国   

https://www.youtube.com/watch?v=HQXwlJ2-vDg


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中国で行われているマンション出入り口の
封鎖の様子(参考)

 

 ☆    今年は、雨季に入ってからの三峡ダムの水位が140mから150m で安定した動きになっています。
 中国では此処に来て、大洪水が鄭州、北京、上海等々各地で発生しているのは、既に報じられている所ですが、今年は、長江流域では、昨年の様な重慶、武漢、南京で起きた大洪水は今の所は発生していません。
 その理由の一つは、長江上流域に建設されていた白鶴灘が竣工した事により、貯水能力が向上した事が、寄与しているのではないでしょうか。
 一方下流域については、多くの湖を更地にしてしまった事などで、保水容量が低下してしまっているので、昨年の様に雨が降り続くと洪水が発生する事に変わりはないでしょう。

白鶴灘水力発電所 
 長江上流金沙江に建設されていた白鶴灘水力発電所が6月28日、正式に発電を開始しました。22年7月に本格稼働する予定です。
 白鶴灘水力発電所は金沙江下流に設置された4つのカスケード式水力発電所(烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩)のうち2段目に位置しています。発電能力は1600万kWで、完成後は三峡ダム(2250万kW)に次ぐ世界第2位の規模となります。1年の平均発電量は624億kWhで、成都市の2018年の年間電気使用量に相当します。ダムの高さは289メートルで三峡ダムより高く、世界第3位の高さです。
 正式に発電を始めてからのダムの水容量は75億立方メートルに達し、金沙江下流の4つのカスケード式水力発電所のうち最も容量の大きい発電所になります。

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                                       金  沙  江 の ダ ム

中国の建物が傾いたり倒壊する原因

  鄭州市では水が引いた後の復旧作業が始まりましたが、道路や建物の地盤沈下が著しく、鄭州駅とその周辺では軟弱な地盤が露呈し、立ち入りが禁止されているそうです。

 私が中国に滞在するようになった30年ほど前は、ちょうど建設ラッシュが始まった頃で、古い家屋は取り壊され、大型機材を使って土地をフラットにする作業が至る所で行われていました。

 そうした埋め立て地にも、高層住宅や公共施設、商業ビルを建設しましたので、今回の様な洪水が起きると、軟弱な基礎部分の土地が流され、ビルの傾斜や倒壊が起きてしまうのです。更に、下水処理施設に問題が有りますので、被害を拡大してしまいます。

 

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復旧作業で疲弊する鄭州市民「自力で何とかするしかない」 | 河南省 | 洪水 | 陥没 | NTDTV Japan

 

水害に見舞われた河南省鄭州市では町の復旧作業が始まりましたが、洪水によって鄭州駅の周辺では地盤が陥没し、多くの商店が深刻な被害を受けています。ゴミが散乱し悪臭が鼻を突く中で行われれる、壊滅的なダメージを受けた町の復旧は困難を極めています。

#水上の#楼閣#湖埋め立て#下水道

中国では降り続く豪雨で、北京、上海、浙江省、鄭州などの大都市が大洪水に見舞われています。
特に、地下鉄、道路の地下トンネル、地下の駐車場などが冠水し、数えきれない位の方々が亡くなっています。
 現地から投稿された動画を見ると、道路は川の様に濁流が押し寄せ、多くの車が流されています。
 さながら、水上都市の様な景観です。
そのきっかけは、豪雨によるものではあるのですが、治水がうまく機能してなく、人災とも言われています。
 ここ30年余りで、多くの都市には高層住宅、商業施設が建設されましたが、表面の華やかさに比べ建物の基礎部分の脆弱性が表面化してきました。
 昨年大洪水に見舞われた湖北省は長江の下流域ですが、此処には地名の通り多くの湖が点在していました。長江流域で洪水が発生した時の貯水池の役割を長年担ってきました。しかし、あろう事か市場を開放し、経済が上向くと、多くの湖を埋め立て集合住宅やら商業施設を立ててしまったのです。これはほんの一例です。
 更に、多くの都市が、下水施設が貧弱なうえ、運用面での管理がまともに行われていない結果、一旦豪雨が始まると道路が川の様になってしまうのです。
 中国だけでなく、地球規模で温暖化とそれに伴う豪雨が発生しています。
毎年この季節になると、中国で洪水が発生するのはこれらの要因が重なり合って生じたもので、簡単には解決できないでしょう!

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浙江省の大洪水


台山原子力発電所1号機運転停止

6月に燃料棒の破損により放射能漏れの可能性があった広東省の台山原子力発電所は、7月30日(金)に公式サイトの声明で、問題が発生した1号機を停止し、破損した燃料棒の原因を突き止めて交換するためのメンテナンスを行うことを発表しました。

中国の泰山原発の出資者であるCGNPCが発表した声明によると、同原発の1号機の運転中に少量の燃料棒の損傷が発生したが、技術仕様の範囲内であり、安定した運転を続けることができたという。 しかし、1号機が世界的な「欧州型先進加圧水型原子炉(EPR)」であり、運転を開始したばかりであることを考慮し、中国とフランスの技術者が十分にコミュニケーションを取った上で、メンテナンスのためにプラントを停止することを決定しました。

 

#水上の#楼閣#湖埋め立て#下水道

中国では降り続く豪雨で、北京、上海、浙江省、鄭州などの大都市が大洪水に見舞われています。
特に、地下鉄、道路の地下トンネル、地下の駐車場などが冠水し、数えきれない位の方々が亡くなっています。
 現地から投稿された動画を見ると、道路は川の様に濁流が押し寄せ、多くの車が流されています。
 さながら、水上都市の様な景観です。
そのきっかけは、豪雨によるものではあるのですが、治水がうまく機能してなく、人災とも言われています。
 ここ30年余りで、多くの都市には高層住宅、商業施設が建設されましたが、表面の華やかさに比べ建物の基礎部分の脆弱性が表面化してきました。
 昨年大洪水に見舞われた湖北省は長江の下流域ですが、此処には地名の通り多くの湖が点在していました。長江流域で洪水が発生した時の貯水池の役割を長年担ってきました。しかし、あろう事か市場を開放し、経済が上向くと、多くの湖を埋め立て集合住宅やら商業施設を立ててしまったのです。これはほんの一例です。
 更に、多くの都市が、下水施設が貧弱なうえ、運用面での管理がまともに行われていない結果、一旦豪雨が始まると道路が川の様になってしまうのです。
 中国だけでなく、地球規模で温暖化とそれに伴う豪雨が発生しています。
毎年この季節になると、中国で洪水が発生するのはこれらの要因が重なり合って生じたもので、簡単には解決できないでしょう!

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浙江省の大洪水