憂国爺のひとり言

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#深圳「賽格広場(SEG Plaza)」の揺れ続報#500m以上の建築物の新規建設を禁止❕

深圳「賽格広場(SEG Plaza)」の揺れは気流が原因
 ビルは2000年に完成した、深センの中心部、福田(Futian)区にある高さ約300メートルの「賽格広場(SEG Plaza)」。5月18日に突然揺れ出し、ビル内にいた数百人が避難する事態となりましたが、その後の工学専門家による調査で揺れは風が関係する「渦励振」と、老朽化したビルのアンテナ塔が原因だったと、福田区政府が15日に公表しました。専門家らはこの中で、賽格広場の主要構造は「通常の条件下での使用は安全だ」とし、使用を継続できると指摘。「アンテナ塔を撤去すれば、ビル内の揺れの問題は解決できると考える」と説明したと報じられています。

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ソース:AFP

  5月に起きた深圳の賽格広場の揺れに不安を感じた訳ではないでしょうか、中国は
超高層ビル建設ラッシュにブレーキ をかけ、500m以上の建築物の新規建設を禁止にしました。

「 中国国家発展改革委員会はこのほど通達を出し、高さ250メートル以上の建築物の新中国国家発展改革委員会はこのほど通達を出し、高さ250メートル以上の建築物の新規建設を厳しく制限し、500メートル以上の建築物の新規建設を禁止する方針を明らかにしました。

 超高層建築物を建設する文化は米国で始まり、一時は経済力の象徴でした。中国の超高層建築物はほとんどが2008年以降に建設されたものです。高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)のまとめによると、中国は世界で最も多くの超高層建築物を有する国であり、2020年4月時点で、中国の100メートルを超える建築物の数は1938棟で、米国の436棟をはるかに上回っています。中国の超高層建築物のうち、最も高いのは632メートルの上海中心大厦(上海タワー)です。」
出所:AFP
続きは下記ソースをご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f21ac603b672de64dfaf627bcdfea657735af8df
 
 中国滞在中は、高層住宅の17階に住んでいましたが、強風でも揺れとかは無かったのですが、時々エレべーターが動かない事が有り階段で上り下りしていました。
いい運動にはなりましたが・・・
 昨年話題になったのは、鳴り物入りで建設された中国で最も高い「上海中心大厦」の水漏れで60階から9回まで水浸しになりました。
 高層住宅に引っ越しする前に住んでいた築2年の集合住宅でも天井から水漏れがあり、原因は水道管のクラックでした。
 ここ30年も経ないで、一気に高層住宅、超高層商業施設を建設しましたので、その品質、耐用年数が気になるところです。
 昨年の大洪水の原因の一つに、下水施設が十分に機能していなかった事が挙げられました。多くの都市で下水施設は作ったものの、その後の保守点検が十分でなく機能しなかったのです。

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