憂国爺のひとり言

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#中国製#コロナワクチン#不安を募らす国々

 シンガポール保健省が中国製の新型コロナウイルス(中共ウイルス)ワクチンを接種した人は、予防接種済者と見なさないと発表しました。
同省は6日、「予防接種人数は、国の予防接種プログラムの下で接種した人のみを反映している」と発表し、現在、モデルナ社のワクチンとファイザー/ビオンテック製ワクチンの接種を進めているそうです。同省は、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンの有効性を示すデータが不十分であり、特にデルタ株に対する効果が不明だとしています。

又、インドネシアでは、新型コロナウイルスに感染し6月に死亡したインドネシアの医師26人のうち、少なくとも10人は中国の製薬大手シノバック・バイオテックのワクチンを2回接種していたと報じられています。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は5月5日、「シノファーム」の新型コロナウイルスのワクチンが、フィリピンの食品医薬品局に緊急利用承認を正式に申請していないことを理由に中国の製薬会社に引き取りを要請したと、CNNが報じました。

 中国製ワクチンの効果を不安視する国が舞うます増えています。

出所:CNN,NTD

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6/29 ブログ

 ロイター通信によりますと、イタリアのドラギ首相は25日、チリで中国製ワクチンが普及しながら感染が再拡大している現状に触れ、「中国のワクチンは有効ではない」との見解を示しました。

又、ドラギ首相は就任後、中国資本による半導体産業の買収を阻止したと報じられています。
イタリアは2019年3月23日、中国と「一帯一路」構想に関する覚書を締結し、G7の中で同構想に係る覚書を交わした最初の国となりました。イタリアは同構想に参画し、インフラ分野などでビジネス協力を展開するほか、中国からの投資増を促し、景気回復の一助とすることなどを狙ってきました。

 しかし、此処に来て、コロナパンデミックで悲惨な状態に陥ったイタリアの中国離れが鮮明になって来ました。