憂国爺のひとり言

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彷徨う日本❕人権侵害決議案採択見送り❕親中、媚中派❕

菅首相が出席した先のG7に於いては、中国への対抗姿勢を盛り込んだ首脳宣言が採択されました。
 台湾情勢が初めて盛り込まれ、台湾海峡の平和と安全について明記されました。又、新疆ウイグル自治区や香港等での人権問題に懸念が示されました。
 それから、3週間も経ずに、政権に加わっている公明党山口那津男代表は、創建100年を迎えた中国共産党に「一つの政党で100年を迎えること自体、なかなかないことだ。なお一層、世界の平和と発展、安定のために力を尽くしていただきたい」と伝えたと報じられています。
 自民党も二階俊博幹事長の名義で祝電を送った事や、河野洋平元衆院議長、立憲民主党や、同党の小沢一郎衆院議員等もメッセージを送ったと報道されています。

 更に、人権問題に関しては、6月16日に閉会した国会で、一度は自民党、立憲民主党、国民民主党の政調会長レベルで合意していたウイグル、チベット両自治区などでの人権侵害を非難する決議案の採択が見送られてしまいました。
最終段階で、自民党の二階幹事長が文案にOKを出さず、幻の決議案と報じられています。
 この様に、政権内部にまで、親中派、媚中派が屯し、幅を利かす政権で、有事の際、本当に対応出来のでしょうか。

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