憂国爺のひとり言

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何故#アフリカ諸国の#コロナによる#死亡者が#少ないのか❕イベルメクチン❕

イベルメクチン
 ノーベル医学・生理学賞に輝いた北里大特別栄誉教授の大村智氏(80)は、微生物が作り出す有用な化合物を次々に発見し、医療や研究に大きく貢献した。中でも寄生虫による風土病の治療薬として実用化した「イベルメクチン」はアフリカなどで無償供与され、世界で年間3億人を失明の恐怖から救っている。
大村智氏特別栄誉教授は、この功績により2015 ノーベル生理学医学賞 賞しました。
 コロナウイルスによるパンデミック以降、有力なコロナウイルス治療薬として期待されている。

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                                                                                                                         出所:AFP

 上記統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の23倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。28日には世界全体で新たに6478人の死亡と337088人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの907人。次いでロシア(652人)、コロンビア(648人)となっている。最も被害が大きい米国では、これまでに604115人が死亡、3364573人が感染した。

 上記表でお分かりの様に、アフリカでのコロナウイルスによる死者が際立って少ない事です。
しかもアフリカはの人口は世界の人口の17%を占めています。ヨーロッパ10%とラテンアメリカ8%を足した人数に略匹敵します。

 コロナパンデミックが欧州、米国に拡散した当初、何れアフリカでコロナウイルスによる大パンデミックが起こるだろうと言われましたが、現時点での結果を見る限りその予測は幸運な事に見事外れています。

 此れまで、その理由として、天候、人々の移動が少ない、人口密度が欧米に比べかなり薄い等が挙げられて来ました。

 しかし、どれも、論理性に欠け決め手となる理由にはなっていません。

 アフリカ諸国と他の地域大きく異なる習慣が一点有ります。
アフリカ諸国の多くの方々が失明に至る寄生虫による風土病の予防、治療にイベルメクチンを服用している事です。

  此処に着目した方は結構いらっしゃるようで、日本では、 谷岡久也博士が「なぜCOVID-19はアフリカで広がっていないか」とする英文の論文を未発表論文を査読なしに掲載する「medRxiv」に投稿したと報じられています。
アメリカ、コロンビアからも「
アフリカのイベルメクチン投与の31か国と不投与の22か国におけるCOVID-19の感染率、死亡率、回復率、致死率をWHOの状況報告書から調べ、投与31か国の罹患率と死亡率は、不投与22か国に比べて統計的に有意に低かったと結論する内容の論文が発表されたと報道されました。
 インドではほとんどの州で投与が進んでいる状況です。中には投与を見送っている州もあり、5月以降、投与を見送ったタミル・ナードゥ州では感染者数が増加を続ける一方、投与をしているゴア州では感染者数が減少しています。感染状況に大きな差が生まれているというデータが出てきました。
 実はインドだけではなく、ペルーでも投与に踏み切った州は効果が出ています。イベルメクチンが投与された8つの州と、投与が遅れたリマ州とでは、発生数と死亡者数に歴然とした差があります(グラフ参照)。投与後は、新規感染者が10分の1から15分の1まで減少したのです。その後に大統領が変わって、ペルーでは投与しない方針に転じましたが、再び感染者数が急増し、元の木阿弥になってしまったそうです。

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アビガンと共にイベルメクチンを適応外薬剤として早急に承認し、世界の期待に応え、国民の生命と健康を守ることこそ喫緊の課題ではないでしょうか。f:id:akidgt:20210630160856p:plain