憂国爺のひとり言

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#中国製コロナワクチン#世界が気づき始めた#有効性❓

 ロイター通信によりますと、イタリアのドラギ首相は25日、チリで中国製ワクチンが普及しながら感染が再拡大している現状に触れ、「中国のワクチンは有効ではない」との見解を示しました。これに対し、中国外務省は28日の会見で「WHO(世界保健機関)はすでに中国製のワクチンを緊急使用リストに入れている」としたうえで、「安全性と有効性は十分に証明されている」と反論しました。また、発展途上国へのワクチン提供について「引き続き貢献したい」と述べています。
 中国製ワクチンの有効性に関する疑問については、既にPモルガン・アセット・マネジメントがデーターつきで発表しています。

 インドネシアでは、「新型コロナウイルスに感染し6月に死亡したインドネシアの医師26人のうち、少なくとも10人が中国の製薬大手シノバック・バイオテックのワクチンを2回接種していた。インドネシア医師会が明らかにした。多くの開発途上国で使用されている同社製ワクチンに対し、懸念が浮上している。」とWSJが報じています。

 CNNは「フィリピンのドゥテルテ大統領は5日、同国への寄贈が発表されていた中国の国有製薬企業「シノファーム」の新型コロナウイルスのワクチン1000回分を中国が引き取るよう要請した。』と報じました。

 
 
以前のブログ

世界金融大手、米JPモルガン・チェース傘下のJPモルガン・アセット・マネジメントは11日、新型コロナウイルスワクチンの有効性に関する分析報告書(原文)を発表しました。
  対象となった18カ国のうち、欧米製ワクチンを使用している国では感染者数が激減のに対し、中国製ワクチンを使用している国では感染者数が急上昇し、縦軸の最大値を超えた折れ線がグラフからはみ出ていることを明らかにしました。
 それによると、オランダ、英、スウェーデン、仏、米、カナダ、イタリア、ドイツ、イスラエルでは、米ファイザー社、米モデルナ社、英アストラゼネカ社のワクチンを人口の40%以上に接種した後、新規感染者数(7日間移動平均)が大幅に減少し、イスラエルでは1日あたりの新規感染者数がゼロに近づいています。

 一方、セイシェル、ウルグアイ、モルディブ、バーレーン、アルゼンチン、チリ、アラブ首長国連邦、ハンガリー、ナミビアでは、中国の国営シノファーム(医薬集団総公司)製のワクチンを接種した後に感染者数が減少したのはハンガリーのみで、他の国では接種率の増加に伴い新規感染者数が急増しました。特にバーレーン、モルディブ、セイシェルでは感染拡大が深刻化し、右肩上がりの折れ線が縦軸の上限を超えています。

 

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6・13ブログ
これまで、ワクチン接種が60%を超えれば集団免疫が確立し、コロナパンデミックがが終息すると言われ続けてきましたが、如何やら思惑通りにはいかなかったようです。その理由については、下記ブログを見て頂くとお分かりいただけると思いますが、
これまでのワクチンは、変異種には対応できていないことが明になってきた事、中国製ワクチン接種国で再度パンデミックが起きている事挙げられています。
 此れまで、ワクチン接種が半数を超えた国は、カナダ。イスラエル、イギリス、チリ、バーレン、モンゴル、ハンガリー、アメリカ等ですが何れも終息には、ほど遠い状況となっています。

2021/02/21のブログ

ワクチン接種が始まったのに、最も早くからワクチン接種を始めた中国を始め、イギリス、米国等でコロナウイルス感染が治まるどころか、更なる感染拡大が続いています。
一方で、コロナウイルスの変異種が英国で発見されたとの報告が有って以降、他地域でも変異種コロナの報告が散見されるようになりました。
 コロナウイルスに関しては、いまだに専門家の間ですら百家争鳴状態で、政府機関、行政の対応も信頼感に乏しく、どの話を信じるか、お一人お一人の判断に委ねられているのが実態ではないでしょうか。
 以前よりコロナウイルスが変異した場合は開発したワクチンは効果が無くなるとか、薄れると言った話がありましたが、このコロナウイルス第3波を見ているとそれを実証している様に見えます。

 日本は、アフリカの風土病、根治が難しかった伝染病等に対してのワクチン開発に対し偉大な先人を過去多数輩出しており、世界から尊敬され感謝されてきた実績があります。
 国を挙げて取り組むべきは、観光立国などといった他国だよりの政策ではなく、多くの優れた先人たちの築いた、基礎研究、技術、開発力等々日本人の特性を生かした分野に立ち返る時ではないでしょうか。
 例え、コロナウイルスの遺伝子が変異しても効用が維持できるアビガン、
イベルメクチンを何時までも他国に忖度して承認を遅らせるなどあってはならぬことです。